獣人族の猛威爆発

砂煙

2008年11月18日 13:22




NoR28SIM に於いてMegapolisとRemembrance と呼ばれる2sim のみ
通常NoR滞在3分で3XP所得のところ何故か3分5XPが入手出来るのです
レベル上げに躍起に成る連中は、当然この2simを行ったり来たりの往復で
ボク等が滞在する日本時間帯でも40名余りがキャンプを張る激戦区なのだ


暴力を誇示する者に執っては格好の餌場で在る




         = 雷獣登場 =

こいつは以前に スクープした、屋上でキャンプを張っていた連中の一人だな
あの時は普通の5倍は有りそうな巨躯だったがサスガに戦闘時は通常サイズ





それでも普通のアバターより遥かに大柄だ 回復役のヒーラーを2名を従えて
XPキャンプの為に 談笑中だった女性達をターゲットに、いきなり遅い掛かった





突然の襲撃に何も出来ずに蹴散らされ、雷獣は雪崩れの様に坂を駆け降り
次々と獲物に襲い掛かる甲冑の騎士も一瞬で事切れヒーラーの支援が光る





着いて回るヒーラー達は雷獣の回復だけで無く 獲物に対してスキル攻撃も
仕掛けているのだ、スタンで動きを止めたり毒を発射したりと陰になり支援





暗黒騎士の援護に駆け付けた 赤い皮膚のデーモン族まで一蹴してしまう
本来なら同盟系として手を組む間柄の様だが、コイツには総てが敵なのだ
ソロで戦い抜くのは並大抵のことでは無い、ヒーラーの支援は戦闘の要だ





次の獲物を求め 最下層に溜まる集団の、真っ只中へと雷獣は飛び降りた
Team戦では 連携がカギと為る 戦闘地帯が階層状の場合、はぐれるのは
命取りとなる 雷獣の素早い攻撃にヒーラー達が雷獣の動向を見失しなった





サスガに多勢に無勢だ ヒーラーのスタン攻撃で相手の動きが止まらない
獲物となった彼女等にも冷静に対処する時間があった様で雷獣は手こずる





はぐれたヒーラー達が未だ追い着かず 執拗に食い下がる女戦士に圧倒され
さしもの雷獣も ここは一旦身を引きヒーラーとの合流を試みる腹づもりの様だ





みごとな跳躍を見せ雷獣は女戦士を交わす、思わぬ反撃に雷獣も戸惑った
ここは一目散に遁走しか無い 逆にスタン攻撃で動きを止められたらアウト!





この込み入った地域は雷獣の巨大な身体には不向きな戦区だったのだろう
しかし、この跳躍力は反則に近いのでは無かろうか相手側が追い着かない





女戦士が同じポーズのまま引き離されて行く連写でもスピードの違いが解る
やっとの思いで集団を振り切りヒーラーと合流、磨り減った体力を補充されて
雷獣の口から熱い息吹が漏れているのが見て取れるだろうか… 蘇る闘志





女戦士の思わぬ反撃と展開に 雷獣の思惑は破れハラワタは煮えくり返る
逆襲を試みたいが ダウンタウンの瓦礫の塊りは 彼の行動を制限してしまう





教訓をいかして今度は広めの水路を突き進む、目の前に映る者は総て敵だ
NoRは まるでマフィア社会だ、数多きグループは組織的に纏まり活動する
【敵=完全】 【同盟=敵】 【中立=微妙】の様に分類され目まぐるしく変わる





このRP には戦闘に負けると刑罰が科される仕組みだ、拷問やレイプも在る
まあ、RPリミットと呼ばれる断りをプロフに記しておく事で大概は免れるのだが
やぶさかでは無い、グループに加わることで お互い様のやり合いが無くなる
何となく保身に走り不自由な環境でも在るが NoRを単にゲームで楽しみたい





しかし、彼等の様な人外の類には NoR総ての勢力が敵と映る様で脅威だ
圧倒的な強さを誇ってこその大胆な発想だが、なかなか面白い存在である
何者にも支配されない孤高の活き方 SL ならではの反逆の精神が粋だぜ


 早く こんな暴れっぷりを手に入れたいよ…








NoR-RP sim