2008年12月08日
暁を背負し英雄 みたび起つ・・・
天才忍者は微塵のくもりも無く立ち上がった…
何が彼を駆り立てるのだろうか… 初めはただ忍者バトルが楽しみだったSL
天才忍者と謳われ、仲間からの信望が増すごとにShinobiで孤立化してゆく
SL の どのシーンでも見受けられる光景だが孤高の狼は引下がらなかった
数々の事情からか、発起メンバーの活動が弱まり忍者RP自体が減少傾向
閑散とした KONOHA を盛り立ててくれたのは日本人プレイヤー達だった
ボク自身がしばらく木の葉を遠退き気味だっただけに頭の下がる思いで有る
この日、中忍仲間の日本人てんぞうに呼ばれた
てんぞうさんは、ボクより二週間ほど遅れてKONOHA に参加してきた仲間で
最初のころは日本人に対し敵意まで見せる環境で苦労しながら修行したんだ
ボクはC:SI 剣術と掛け持ちしていて 滞在時間も短く彼には申し訳なかった
てんぞうさんの話では、KONOHA のSIM 内に霧隠れの里を新設すると言う
閑散とした忍者RP に刺激的で斬新な計画をカリフ へロンは打ち出したのだ
自ら四代目火影を捨て去り、霧隠れ水影を名乗り我々の前に現れたのだった
細かな計画まで聞き及んでいないが、木の葉と霧隠れに里と仲間は二分され
懸念材料が無いではないが… 彼が動けば人は動く、一気に里は盛り上がる
それに伴い霧隠れと木の葉組織構成にも大幅なテコ入れがなされたのだった
てんぞうさんとボクはKONOHA上忍に昇格した
里の玉【ギョク】は火影に在らず、未来を担う子供達こそ真の玉【ギョク】なり
純粋に忍者ゴッコを楽しむ日本人プレイヤーの増加はどうやら歓迎の様だ
ボク等の仕事は日本人プレイヤーの手助けとKONOHA守備だが大抜擢だ
こうして一心不乱に修行する学生達を見守っていると 三ヶ月前を思い出す
てんぞうさんもボクも ダミー打ちを取り合い、夢中に成って修行したもんだ
てんぞうさんは既にレベル99最高位の忍者にランクされ上位10傑に入る
ボクと言えば… 未だレベル86の中途半端だ、どこ行っても平凡な男デス
ボク等も上級忍者達に見守られ修行した訳だが
完全に立場は逆転してしまい大抜擢に余裕をこいているが前途は多難だ
多国籍忍者RP の世界で人間関係に苦しんだ英雄カリフの姿を見ている
日本人のボク等が上忍に昇格して、決して面白いハズが無いだろうな~
オレが貢献できる事なんてコスプレくらいだしww
しかし、彼が動き一声掛けると一気にSIMが湧くカリスマ性には驚かされる
ボクは遊びでしかSL に係っていないし 面倒なら放り出して立ち去るだけだ
幾多の苦難と仕打ちを味わいながらも何故… 彼は起ち上がるのだろうか…
Posted by 砂煙 at 16:16│Comments(0)
│火の国 ・木の葉